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デリカテッセン

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お勧め映画。

フランス映画のデリカテッセンは、ジャン=ピエール・ジュネ監督の長編デビュー作品で、かなり完成度の高い映画に仕上がっている。ここ数十年元気のないフランス映画の中でも、レベルの高い監督ではないだろうか。

荒廃したとある時代のフランスが舞台で、人々はねずみさえも取れないほど食べ物にこまっているなか、ある町のデリカテッセンと言う店では、とうもろこしと交換で、なぜか貴重な肉を販売している。
そこにピエロをやっていたルイゾン(ドミニク・ピノン)がタクシーに乗ってやってくる、彼は相棒の博士(猿)を食べられて失業してしまい、新聞に載っていた「家賃不要、食事付き、なんでも屋募集」というこの時代にしては破格条件の、仕事の募集広告をみてこの町にやってくる、チョット痩せているがいいだろう、ただし肥れという条件で雇ってもらう。ルイゾンはツイていると喜ぶが・・・。

ブラックコメディのデリカテッセンは、通常は気持ち悪いと思わせるシーンを、うまくごまかしていると言うか、上手に描いているので、普通は笑えないのだろうが、そこを笑わせてしまうところが凄い。
出てくるアイテムも笑える、コーヒーのミルが無線機(取っ手を回すと発電する)になっていたり、『お前はアホか』ばりに鋸を楽器にしたり、ある部屋では缶詰の缶を加工して訳のわからないものを作っていて、なぜかテストをするのに、音叉を使っていたりするところはこまかい。リズムをきざむシーンが色々あるのだが、これがまた笑える。
地下に潜んでいる地底人たちのキャラと衣装も最高!

なかには、フランス映画を敬遠する人(自分のこと?)もいると思いますが、これは面白いので必見。

それにしてもドミニク・ピノンは、アメリカ俳優のウィリアム・H・メイシー(ファーゴ、ブギーナイツ、マグノリア他)にソックリだな。


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毎日が映画記念日
肉の日〜デリカテッセン(91・仏)
2月9日はゴロ合わせのしやすい日らしく、ふく(ふぐ)の日、服の日、 風の(吹く)日、肉の日といろいろあるようです。 まあ2と9といえばニクかな、ということで、 今日はこの映画について書いてみます。

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