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隠された記憶

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隠された記憶。
ミヒャエル・ハネケ監督による深層心理に訴えかけてくるフランス映画。

オープニングでいきなり、一瞬静止画?と思わせるシーンが音楽もなく長々と続くために、ん!?失敗したかなと思う。
主人公達の声が聞こえてきて、始まってたんだとチョットほっとする。

テレビに出演しているジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)と妻アン(ジュリエット・ビノシュ)は、自分たちの家の前から撮ったと思われる映像が録画されたビデオを観ていたのだ。

何所からどのように何の目的で撮ったのかは解らないが、明らかに意図的に主人公達の家を定点カメラで撮っているのだ。
差出人も解らない、手紙などもなく意図もわからない、ただ家の前の映像を納めただけのビデオ。
そういったビデオが、2回3回と届く。これらは撮った日時が違うのである。

気になった夫婦は、警察に届けるが事件にならないと相手にしてくれない事を知る。
誰が何のためにやっているのか・・・自分で調べ始める。
そして事件は起こるのだ。


この映画は、音楽がないためにすごく静かな印象だ、それも不気味な位静かだ。
それにゆったりとしたペースで進んでいく。しかし、謎を解くために頭はフル回転している。
そして徐々に引き込まれていき、最後にはまさかの展開が・・・。

この映画は、おそらく映画館で観るよりもDVDで観た方が正解だったと思う。
必ず監督のインタビュー映像を見た方がいい。



それにしても謎の多い映画だ。
好きな人には、たまらない作りになっているが、あまり考えると眠れない悶々とした日々が待っている?

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